Allix

CRI (Color Rendering Index) とは、太陽の下での色に比べて、人工光源の下でどれ程正確に色を表現できるかを表す準拠です。これは0から100までの範囲で表します。

CRI (単位：Ra)の値はR1からR8までの平均値であり、特殊演色性であるR9~R15値は考慮していません。しかしながら、人工光源の演色性の向上のためには、R9~R15の平均を高める必要があります。

特に、R9・R12・R13の値を高くすることは重要ですが、この値を上げることは容易ではありません。「赤」を評価するR9は、組織及び血液を始め、様々な赤を識別するために、医療用照明では非常に重要な役割となります。「青」を評価するR12は、様々な青色に囲まれた美術ギャラリーや博物館用の照明で非常に重要であり、肌の色を表すR13は、スキン・ケアや化粧品の分野では高い値を求められます。

CRIの色合いサンプル

R9-R15の色合いサンプル

Allixは、高いCRI及びフル・スペクトル白色LED光源を作り出すために総力を挙げています。Allixから発信するXENOLED® I シリーズ、XENOLED^® II シリーズは、完璧な色の見え方と、最も純粋な色の表現を提供します。

XENOLED^® I Series

XENOLED^® II Series

XENOLED^®Ⅰ

高いRa値にも関わらず、青色Chip LED照明、特にクール・ホワイトのLEDでは、一般的にR9・R12・R13の色指数は非常に低くなっています。 蛍光体を完璧に制御できるXENOLED^®シリーズは、クール・ホワイトのLEDでもR9・R12・R13の値は90となります。

XENOLED^®Ⅰ

Warm White(2700K)

R1	97	R9	97
R2	100	R10	98
R3	93	R11	91
R4	94	R12	95
R5	97	R13	98
R6	99	R14	95
R7	97	R15	98
R8	96	Ra	97

Neutral White(4500K)

R1	97	R9	99
R2	98	R10	93
R3	98	R11	96
R4	95	R12	90
R5	97	R13	98
R6	96	R14	97
R7	94	R15	96
R8	99	Ra	97

Cool White(6500K)

R1	97	R9	94
R2	96	R10	94
R3	97	R11	90
R4	92	R12	90
R5	96	R13	96
R6	95	R14	99
R7	94	R15	96
R8	96	Ra	96

XENOLED^®Ⅱ

XENOLED^® II シリーズの主な目的は、CRIの値が９９であるハロゲン・ランプに近いスペクトルを作り出すことです。色温度2,200Kで、XENOLED^® II シリーズは、赤外線を除き、ハロゲンと殆ど変わらない色分布曲線を表します。

XENOLED^®Ⅱ

Warm White(2000K)

R1	99	R9	75
R2	97	R10	93
R3	95	R11	93
R4	99	R12	80
R5	97	R13	98
R6	90	R14	99
R7	91	R15	94
R8	86	Ra	95

Neutral White(3000K)

R1	95	R9	97
R2	96	R10	92
R3	98	R11	92
R4	94	R12	90
R5	94	R13	94
R6	92	R14	99
R7	97	R15	97
R8	97	Ra	95

Cool White(4500K)

R1	98	R9	99
R2	98	R10	97
R3	99	R11	98
R4	98	R12	94
R5	98	R13	98
R6	97	R14	99
R7	98	R15	98
R8	97	Ra	98